土地探しのタイミングとは？

前回、土地予算の考え方についてお伝えしました。今回は、実際どのタイミングで土地探しをしたらいいのかお伝えしていきます。

【土地探しの進め方】

１．住みたいエリアを決める：住みたいエリアを決めないと情報を収集することはできません。まずは、自分たちがどこに住みたいのか検討する必要があります。

２．エリアを決めて情報収集：エリアが決まったら情報を収集しましょう。情報の収集方法…①不動産サイトやインターネットで探す➁現地を巡る(野立看板や区画整理・造成現場)③現地の不動産屋に訪問する④住宅会社(住宅メーカー・工務店)に依頼する⑤バイヤーズエージェント(買い手側の見方になってくれる不動産)に依頼する

情報の収集方法は様々あります。いい土地を見つけた方は、”自分の足”で土地を見つけています。現地を巡ると、まだ出ていない情報を見つけることができます。また、売り主は地元の不動産屋に「この土地を売ってくれないか」と持っていくケースが多いです。必ず地元で強い不動産屋さんがありますので、そこで情報を収集することもいい土地を見つけるポイントになります。

３．情報を絞り込んで現地を見学：土地を見学するときは、もう買い付けをするつもりで見に行ってください。なぜなら、土地は見れば見るほど条件と予算が上がってしまいます。また、自分がいいなと思う土地はほかにも3人ほど買いたいと思っている人がいると思ってください。土地は世界に一つしかありません。すぐに買わなければ買われてしまいます。自分の希望を100％満たす土地はありません。約70％を満たせば買いだと考えてください。土地は即断即決です。ただ！！お家(住宅会社選び)は即断即決してしまうと後悔につながります。住宅会社は時間をかけて、じっくり検討していきましょう。

【住宅会社を先に検討するメリット】

先ほどお伝えしたように、土地は即断即決・お家はじっくり検討していく必要があります。そのため、住宅会社選びを先にしておく必要があります。住宅会社選びを先にしておくメリット①家を建てるためにはたくさんの法規制があります。契約前に必ず建築のプロにチャックをしてもらいましょう。➁土地情報は水面下で住宅会社や不動産屋に集まります。まだ広告されていない情報を教えてもらうことができます。

ただ、先に住宅会社を選ぶことはなかなか難しいです。上級テクニックとして、土地探しと住宅会社選びを同時に行います。住宅会社は最初はたくさん見学をしますが、2-3社に絞り込んでいきます。2-3社にしぼると土地が見つかります。見つかった土地を検討中の住宅会社(建築のプロ)に見てもらい、判断してもらいます。そして、見積りや間取りといったプランを提案してもらいましょう。そこで初めて、どの住宅会社で建築を依頼したいのかはっきりとわかるようになります。土地が決まらないと、正確なプランはできません。このように土地と住宅会社選びを同時に行うことが効率よく家づくりを進めていく方法です。

土地も建物も効率よく進めていくためには、自分たちに合った住宅会社をじっくり検討していくことから始めていきましょう！！

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