アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2023.07.13
2022.11.16
アドバイザーも日々勉強!⑤
造園についてお勉強しました!
先日、造園をされている<シツラエ>さんの事務所兼ご自宅へお勉強に行かせていただきました。家づくりというと「土地」「建物」この二つに目が行きがちです。ただ、【造園】も家づくりにとても重要な役割をもっています。今回は、造園をすることの大切さをお伝えします。
メリット
造園するとどのようなメリットがあるのでしょうか。①花や草木を感じることができる:こちらは言葉の通りですね。造園するということは、自宅で花や草木を感じることができます。➁土地が生きる:建物の下には防湿シートを敷くため、土が呼吸をすることができない状態になります。建物以外をすべてコンクリートで固めてしまうと、所有している土地すべてが呼吸のできない状態になってしまいます。造園することで土が呼吸できるようになり、生きた土地となります。③本当の意味でのパッシブになる:近年、パッシブデザインを取り入れた家づくりをされる方が増えてきました。どんなに軒の長さや窓の大きさを計算し、建物を設計したとしても、庭からの温度が高いとその良さは生かされません。コンクリートからの熱と土からの熱では感じ方が全く違います。また、花や草木による日陰も大きく影響します。④土が雨水を吸収:コンクリートは水を吸収せず、道に流れていきます。吸収されず流れ出た雨水が水蒸気となり、その水蒸気によって新たな雨雲を発生させます。近年、降水量が増えている原因の一つが、この現象です。しかし、造園をすることにより、土が雨水を吸収し、吸収された雨水を花や草木が吸収します。
デメリット
どんなことにもメリットがあればデメリットがあります。造園するとどのようなデメリットがあるのでしょうか。①メンテナンスが必要:少なからず、メンテナンスは必要となります。しかし、自分で簡単にメンテナンスができるような花や草木を植えることが主流です。庭いじりが苦手な方でも簡単にメンテナンスができるように造園することができます。➁敷地が必要:造園をするだけの敷地が必要となります。もちろん、大きければ大きいほど様々な植物を植えることができ、よりよい土地にすることができます。しかし、小さなスペースであっても土地に合わせて提案が可能となります。③費用がかかる:こだわればこだわるだけ、費用が掛かります。ただ、費用に合わせたプランを提案してくれます。④虫が寄ってくる:花や草木があるところには虫が寄ってきます。コンクリート一面の土地と比較すると、虫は多くなりがちです。
小さなお子様への良い影響
小さなお子様は造園をし、花や草木に触れることが多くの良い影響があります。「視覚」「聴覚」「嗅覚」「触覚」「味覚」といった人にとって大切な五感は自然環境によって刺激を受け、鍛えることができます。昔に比べて現代は、室内にいるだけで365日快適な温度や湿度・明るいライト・安全な滑らかな床…このような環境だけでは、感覚を鍛えることができません。普段の生活の中で、自然と触れ合うことができる環境をつくることで、必要な刺激を受け、感覚を鍛えることができます。
小さなお子様に与える良い影響を少しでも広めるため、シツラエさんでは保育園や幼稚園の造園も手掛けています。
造園はあとからでもOK!
家づくりをするときは、どうしても土地・建物に予算をもっていきたいです。現在、いろいろなものが高騰している中、家づくりも予算が上がっています。その中、造園に予算を回すのは難しい…そのようなかたもいらっしゃると思います。造園は家づくりをするタイミングでなくてもOKです。家を建てて2年・3年後に造園をするかたもたくさんいらっしゃいます。家づくりが落ち着いて、庭を作りたい・造園に興味があるかた!そのような方も家づくり学校に来校してください。すてきな造園をしてくれる企業さんのご提案もしています。
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