アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2023.07.26
2017.11.07
職人の技術と想いが光る【三幸住宅さん】
和風がいい、と一口で言っても思い描くものは千差万別。その中でも、粋という言葉が合う素晴らしい和風建築のおうちにお邪魔してきました!
三幸住宅さんには、営業さんがいません。お客様のヒアリングから、設計、現場、果ては経理まで社長自らされています!というのも、間に人が入れば入るほど、お施主さんと職人の間で不必要な距離があいてしまうとのこと。その距離をできるだけ縮めて、お施主さんと向き合っていけるか。そんな熱い想いで作られたおうちは、本当にすばらしいものでした。
玄関の美しさ
入ってすぐ、かたちの美しさ、ひとつひとつ造作されたものすべてに見惚れてしまいます。そして、この広い玄関だけでなく…
さらに、奥の間が!お客様と玄関を分けるというご希望からできたそうですが、奥行きのあるつくりはため息が漏れるほどです。こんなおうちがあるんですね…!直線ではない造りが趣があってとっても素敵です。
そんな玄関の足元に…あら?亀さんが。
これは死に節という木材の節の使えない部分を抜いた場所に、埋め木をして趣向を凝らしたもの。木目をよくみると、一方向ではないのが見え、且つぴったりとはめこまれているのがわかります。そして…この亀さん、南を向いているのです!お施主様ご家族が温かい方向へすいすいと進まれていくように想いをこめて…
1階の和室は現代風
こちらはお爺様お婆様のお部屋。現代風の明るい色合いで、夜に外から見るとまるで舞台のようです。至るところに竹がつかわれていて、それがまた味わい深い。(私に写真の技術がないのが惜しすぎる…!!)
奥に見えるのは神棚ではなくお稲荷さんです。最終的には屋外に置かれるのですが、今はお部屋の中に。このお稲荷さんひとつとっても、狐の通り道の穴があることや、きちんとお祓いをすることなど、たくさん教えていただきました。技術や想いを大切にするというのはこういうところから脈々と続いていくのですね。私、拝見しているうちに目頭が熱くなってしまいました。
水周りも社長の手にかかれば…
こちらはなんとお手洗いです…!このタイルひとつとっても、社長自らあらゆる部材を探してまわり、外壁用のものの中から発見されたとのこと。光のあたり方で表情が出ています。
社長はじめ棟梁、職人の皆さんが貫く「お施主さんの想いにどれだけ入っていけるか」「作りたいと思うものを、作る」そういった想いを感じて、改めて和の奥深さを知った一日でした。とても一度ではご紹介できないので、またご案内したいです!
いや待ちきれない!もっともっと見たい!いろんな社長さん、工務店さんの思いも聞いてみたいという方、ぜひ家づくり学校へお越しくださいね。週末はもちろん家づくりセミナー開催中です!お待ちしております!
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