アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2021.10.27
2021.10.28
塩ビ過去最大の値上げ【気になるニュース】
先日、新聞を読んでいたら、気になる記事を見つけたのでご紹介します。
その記事は、2021/10/26 日本経済新聞さんの『信越化学、塩ビ過去最大の値上げ 11月から2割程度』という記事です。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC265XS0W1A021C2000000/?unlock=1
内容としては、日本の大手化学メーカーである信越化学工業が、塩化ビニール樹脂の国内向け価格を11月21日納入分から2割ほど値上げするというものです。これによってどんな影響があるのか少し見ていきます。
そもそも塩化ビニール樹脂は何に使われる?
塩化ビニール樹脂(塩ビ)は、経済性・耐久性・加工のしやすさ等から多くの用途で用いられるプラスチックで、例えば水道管のパイプ・建築資材(雨どい・サッシ・建具など)・工業資材・園芸資材等の大きいものから、ラップ等の食品の包装材や文房具などの日用品に至るまで、非常に多種多様な用途で使われているほど、生活に欠かすことのできない素材といえます。
値上げの原因は?
塩化ビニール樹脂の値上げの原因はいくつかあるのですが、今回は主な原因として考えられるものをご紹介します。
一つは、原料である「ナフサ(原油から生成される)」の価格高騰です。これは、最近のガソリンの値上げにも繋がるのですが、ナフサやガソリンの原料である原油の価格が高騰していることが原因です。コロナの影響が世界中にあった時には、航空機の減便や外出の自粛などで原油が有り余るという状況になっていました。そのため、OPEC(石油輸出国機構)が足並みを揃えて、減産の方向に舵をきりました。
ここ最近は若干コロナが落ち着き、ガソリン等の需要は戻ってきているものの、まだまだコロナ収束の見通しはたっておらず、不安定な情勢のためOPECも減産の体制のまま様子をみるようです。
そのため、原油の生産量は下がっているのに需要だけが戻ってきている状況になっており、価格が上昇しているのです。さらに、確実に原油の価格高騰が見込めると考えた投資家が、投資先として利用しているためにその状況に拍車をかけています。
その他の要因としては、物流等の輸送コストの上昇や海外での塩化ビニール樹脂需要が高まっていることも要因の一つとして考えられます。
まとめ
大手化学メーカーの信越化学工業が塩化ビニール樹脂の値上げに踏み切るというニュースでしたが、信越化学工業についで他の企業も値上げに動く可能性も十分に考えられます。
その結果、塩化ビニール樹脂の価格が上ってしまうと建築費用が上ってしまうだけではなく、生活の様々なものに影響が出てしまう可能性もありますので、今後の動きには注目していきたいです。
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