アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2020.11.19
2020.11.12
外壁・屋根の基礎知識
雨風にさらされる屋根と外壁は、家で一番早く痛む部分。素材の選択がその後のメンテナンス費用に直結します。選ぶ上で知っておくべきポイントをご紹介していきます。
外壁は性能を重視して選ぼう
外壁材はデザイン性を左右する要素。しかし、デザイン以上に重視したいのは性能面。耐久性や耐火性、美しさを保つ耐候性・メンテナンス性は外せません。それぞれの特徴を知り、比較、検討していこう。
窯業系サイディング
一般的によくつかわれている外壁材。セメント質と繊維質が主な原料。耐震性・耐火性・耐候性に優れ、色・バリエーションも豊富。
金属系サイディング
金属板を用いた外壁材。耐震性・耐火性・耐候性に優れている。
塗り壁
漆喰や樹脂系の塗料で塗って仕上げる外壁材。仕上げ方による独特の風合いが魅力。
屋根材の種類は主に4種類
現在屋根材に使われているのは「粘土系」「スレート系」「金属系」「セメント系」の4種類。
粘土系
セメント系
住宅の欧風化に伴い、瓦には様々なスタイルに合う色や形状が増えてきている。シンプルスタイルでよく使われるのはガルバリウム鋼板。屋根材も外壁材と同じく住まいを雨風からまもる大事な部材なので、見た目の印象やコストだけでなく、耐久性や耐候性、メンテナンス性をよく確認して選ぼう。
見た目の印象は実物で確認!
外壁材や屋根材はカタログや小さなサンプルで選ぶのが一般的ですが、実際に家に施工してみると面積や光の当たり方で見た目の印象は随分変わります。できれば実物を確認して、仕上がりの印象も見て選ぶのが理想的ですよ。
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