アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2020.06.02
地震対策日本で考える、地震に備える家づくり
日本は、いわずと知れた地震大国。四つの大陸プレートが重なるエリアに位置する日本は、高頻度で大小問わず地震が起こっています。住宅は雨風を防ぐだけでなく、こうした地震からも命を守ってくれる建物。いつ来るか分からない天災に備え、可能な範囲で対策を講じましょう。
地震に強い建て方
地震による揺れに対応した構造は、三つあります。「耐震」「制震」「免震」の三つの構造です。
地震に強い構造①:耐震構造
耐震とは、『建物の構造を強固にして、地震のエネルギーを吸収する構造』です。具体的には、筋かいや耐力壁で地震に耐える工法です。
日本住宅のほとんどを占める木造家屋には、耐震等級という基準があり、等級①~③のふり幅があります。耐震等級①の家は筋交いで支えられており、1度目(本震)の大地震には耐えることが出来ますが、2度目(余震)で潰れてしまう事があります。つまり等級①とは、1回の大地震には耐えられる強度で設計されているのです。
耐震等級③の家は、耐力壁――つまり、面で支える構造です。避難所レベルの強度を誇り、本震・余震にも耐えることが出来ると言われています。家作りをされる際はぜひ、耐震等級③を目指しましょう。
地震に強い構造②:制震構造
制震とは、『ダンパー等を用いて、地震の揺れ幅を吸収・軽減する構造』です。
大手ゴムメーカーや、住宅メーカーが自社開発した、様々な種類のダンパーがあります。制震は、先程の「揺れに耐える」耐震とは異なり、「揺れを吸収」する構造なので、家の中にある家具類への揺れも抑えてくれます。また、台風などの強風の揺れも抑えてくれますよ。
地震に強い構造③:免震構造
免震とは、『建物と基礎の間に機械を設置し、建物への揺れを遮断する構造』です。
つまり、建物と地面を絶縁しています。家への揺れエネルギーの負荷が大きく軽減するため、他構造に比べて建物の損傷・痛みが少ない構造といえます。しかし、設置に条件があり(地盤強度・地下室が作れない)、設備に高額の資金がかかるといった点から、個人宅に採用されることは比較的少ないです。
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