木の優しさに包まれて子どもを育むスローな暮らし

将来的には戸建てに住みたいと思っており、出産を機に家づくりを本格的に考え始めました。

住宅展示場に行き、性能や設備で選んだ大手メーカーで決めかけていたのですが、間取りや素材、デザインを自由に選びつつ木のぬくもりを実現したいと考え直し、「家づくり学校」を訪問しました。

初回から親身に話を聞いてくださいましたし、断熱・気密性能について知るなど、家づくりの奥深さを学びました。

私たちのイメージや要望に合う会社を提案してくれました。

木のぬくもりを感じる家にしたかったので、植林から製材、施工まで一貫して行い、西川材や自然素材にこだわっているところに魅力を感じました。最終的には吉田専務の人柄と、予算内で要望を実現できる点で「三ヶ島製材」さんに決めました。

高断熱・高気密で数値上でも高性能住宅であること。パッシブデザインを取り入れてほしいこと。木の心地よさやリラックス効果のような「数値に現れない快適性」も実現すること。この3点を要望としてお願いしました。

設計士さんが手描きしたあたたかみのある図面はイメージが湧きやすかったですし、大工さんの仕事もとても丁寧で、気密測定ではＣ値0.2という予想以上の結果が出て、とても満足しています。

土日は打ち合わせとショールーム巡り、平日は息子を寝かしつけた後に家の勉強や夫婦会議と、振り返るとかなりのエネルギーを費やしたと思います。そのせいか、工事の完成が近づくにつれて家づくりが終わってしまう寂しさを感じていました（笑）。

夏でも家に入ると空気や床がサラっとしていて快適です。また、壁や天井の仕上げ材に木を使っているので視覚的にも癒やされています。

大手ハウスメーカーで家を建てようと決めかけていたのですが、間取り図や内装のイメージパースを見て、当時の賃貸と大きく変わらないと物足りなさを感じていました。その選択をやめて再度、会社を学び直すことで、私たちは結果的にとてもよい選択ができたと思っています。皆さんも、ぜひ後悔のない選択を！