1階で暮らしが完結する1.5階建ての家

長女が生まれた時から家を建てたいと考えていました。土地などの目途がついた頃、次女が生まれるというタイミングと重なったので、冬に暖かい家に住みたいと思い、家づくりを始めました。

高断熱・高気密住宅を手掛ける会社を数社見学していましたが、もっと効率よく探したいと「家づくり学校」を訪問しました。

明るく、丁寧にご対応いただきました。ご訪問させていただいた当時、長女は1歳半を過ぎた頃で、子ども連れでも大丈夫かなという不安もありましたが杞憂に終わりました。シッターさんと一緒に娘とも遊んでくれたりと、気持ちよくお伺いさせていただけました。

自分たちも気付いていなかった判断基準を自覚する手伝いをしていただき、要望をしっかり理解した上で相性がよい会社を提案してくれました。

高気密住宅の実績が豊富で、構造見学会でとても丁寧な仕上がりを確認させていただけたこと、小泉社長の人柄のよさ、デザインやコンセプトが要望に合致していたことですね。最初のプランがかなり理想的で、「こんな考え方があるのか！」と驚いたことをよく覚えています。

定性的には、冬でも薄着で裸足生活できる、かつ地震に強い家にしたいという要望でした。定量的には、必須性能としてUA値0.48以下でC値0.5以下、目標性能としてUA値0.35以下のC値0.3以下というのを要望していました。

満足しています。家づくりというとかなりの人数が動くため、どうしても意思伝達の齟齬等が出てくるものだと思っていたのですが、気になった点や気付いた点を投げかけると即座に回答や対応をしていただけました。

上棟式の際、作業完了の際に上棟が終わったうれしさより先に、事故なく無事に完了したことに安堵して（自分は特に何もしてないのに）、なぜかどっと疲れたのを覚えています。間近で見るとクレーンで吊って棟上げしている様子は迫力もあり、見慣れない私はハラハラしておりました。

ストレスフリーで暮らしています。真冬の入口の11月に引っ越しましたが、冬は吹き抜け部1階のエアコンと日射の熱で暖かく過ごせました。夏は吹き抜け部2階のエアコン1台でも家中が快適になるので、埼玉の過酷な暑さもへっちゃらです。回遊動線になっているので、人もロボット掃除機もストレスなく動けますし、何より子どもたちが家の中をぐるぐる動き回って遊んでいるので、この間取りにしてよかったなと思っています。

ありたい姿をしっかりと思い浮かべ、そのために何が必要かを考えて具体的にまとめていくことが、思いをブレずに家づくりに反映させるコツだと思います。要望や理想を見える化して判断基準を設けておけば、予算の使いどころで悩んだ際にも迷いが少なくなります。