思い出を大切に守りながら新たな家族の歴史を刻む

元々住んでいた実家に妻と両親、家づくり当初はまだいませんでしたが子どもも一緒に住む予定でしたが、建物の老朽化が進み、このままでは自分たちの老後までは持たないだろうと思い、建て替えを決めました。

せっかくならいい家にしたいと思い、無料でいろいろと学べるところに惹かれて「家づくり学校」に伺いました。

親身に相談に乗ってくれてありがたかったです。

提案してくれた工務店はどこも素晴らしくて、夜、寝られなくなるくらい悩みました。

さまざまな会社の社長とお話をしましたが、田中社長と話している時が一番、素でいられて想いを伝えやすかったのが決め手でした。元々あまり話すのが得意ではないので、自分にとっては大きなことでした。

細かく言えばいろいろありますが、その中でもリビングダイニングの日当たりのよさと畳コーナーは譲れないポイントでした。あとは、家族の顔が見える家にしたかったので、カウンターキッチンも外せない要望でした。

かなり難しいお願いもしましたが、田中社長はできる限り実現しようと考えてくれました。真夏にコツコツと作業される大工さんたちの仕事ぶりには本当に頭の下がる思いでした。素晴らしい仕事ぶりでした。

30年以上住んでいた実家の建て替えだったので、新しい家が楽しみであると同時に、解体されていく実家を見ていて何か寂しい気持ちもあり、自分にとって実家は大切な場所だったんだと感じました。建て替えた新しい家が自分の子どもにも同じように大切な場所と思ってもらえるような家にしたいです。

最初は、真夏の暑い時期や真冬の寒い時期もエアコン1台で過ごせるのか半信半疑でしたが、実際に住んでみてエアコン1台で済んでいるので家の断熱・気密性能が高いとここまで違うのかと驚きました。毎日快適に過ごせています。70歳過ぎの両親も同居するということで手すりを多めにしてもらったり段差がほとんどないようにしてもらったりとバリアフリーな作りにもしてもらい、結果的に自分たちの老後も住みやすい家になったと思います。両親が苦労して手に入れてくれた土地に自分が家を建てることができ、その家を両親が快適だと言ってくれて、少しは親孝行ができたのかなと思います。兄弟たちや友人も遊びに来てくれるので、みんなが集まれる場所になっていることがとてもうれしいです。

無理かもしれないと思っている要望でも、とにかく工務店に伝えることが大事だと思います。よい工務店であれば、今までの経験やノウハウを駆使して最大限の努力をして理想の家に近づけてくれるはずです。あとは家族でよく話し合って納得した上で進めていけばいい家づくりができるのでないかと思います。