固定金利だからこそ金利による違いが大事！
2023.10.23
2020.08.05
今井 園美
昨日のブログにも書きましたが、返済額が確定できて安心感のある「全期間固定金利型」の住宅ローンを選ぶなら、より金利の低い商品にしたい！！ですよね(*^_^*)
「全期間固定金利型」といっても、実はいろいろな住宅ローン商品があります。
「全期間固定金利型」の商品
■全期間固定金利型
その代表格が「フラット35」です。【フラット35】は、全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して扱う「全期間固定金利型」の住宅ローンです。もちろん、フラット35以外にも全期間金利が固定されている住宅ローン商品を扱う金融機関は多くあります。
■段階金利型
返済期間中の適用金利が固定されている点は同じですが、段階金利型で一般的に多いのが「当初10年間」と「11年目～ご返済完了まで」の2段階の金利設定になっていて、当初10年間の金利が低く抑えられているタイプのものです。全期間固定の安心感はそのままに、当初10年間の返済負担を小さくすることができます。「【フラット35】s」は、この段階金利型です。
ここで、いろいろな固定金利型のシミュレーションをしてみますね。
（条件）
借入金額：2,500万円
借入期間：35年
返済方法：元利均等
①全期間固定 M銀行
金利
全期間 年1.0%
毎月の返済額：70,571円
総支払額：29,639,780円（うち利息分：4,639,780円）
②段階金利 フラット35ｓ
金利
当初10年間 年1.06%
11年目以降 年1.31%
毎月の返済額
当初10年間：71,272円
11年目以降：73,427円
総支払額：30,580,749円（うち利息分：5,580,749円）
③段階金利 兵庫県の木材住宅ローン
金利
当初25年間 年0.80%
26年目以降 年1.80%
毎月の返済額
当初25年間：68,265円
26年目以降：71,712円
総支払額：29,084,985円（うち利息分：4,084,985円）
固定金利の安心感は手に入れたい。そして、少しでも負担を軽減したいなら金利の比較はぜひしていただきたいと思います。でも、ここで要注意！！住宅ローンを借りるときには、さまざまな手数料がかかります。その金額は商品や各金融機関によって異なりますので、この点も事前にしっかり確認してくださいね。また、団体信用生命保険の内容チェックも忘れずに！
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