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家づくり学校福山校

“注文住宅の基礎知識”の記事一覧

2023.07.26

2020.09.29

山根孝二

【山根の独り言】「第３のビール」酒税アップによる駆け込み需要と「住宅会社選び」

福山校

アドバイザー日誌

今週の10月1日から、酒税の税率が改正されますね。私もお世話になっている家計の味方「第３のビール」の酒税は約10円の値上がり。こうなると、「駆け込み需要」や「まとめ買い」という動きが出てくるのは必至。「無くなる」とか「値上げする」という状況は、私たちの冷静な心を乱してしまうようですね。

今回の酒税率改正は、ビール各種の税率に公平性をつくること。現在、ビール系350ｍｌの税率は、ビールが77円、発泡酒が46.99円、第３のビールが28円ですが、10月1日からはビールが70円、第３のビールは37.8円と、この差を減らすことで公平性を保つ・・・ただ単に、売上の良い第３のビールから税金を取りたいだけの話ですが。。。ビールが安くなるのは好都合と思う方もいるかもしれません。

駆け込み、まとめ買いはお得なの？

近所のスーパーに立ち寄ると、お酒コーナーの脇には第３のビールの箱が山積みに。9月末までの”駆け込み需要”対策として、各スーパーも大量の商品を仕入れるのも当然。こういうニュースを聞くと、まとめ買いに走る方も少なくないでしょう。しかし、本当にまとめ買いはお得なのでしょうか？

「いつもは買わないのについ買ってしまう」「いつもより飲む量が増え、結局短期間で消費してしまう」こんなケースもあるようなので、一概にまとめ買いがお得になるとは言い切れないようです。

家づくりにおける駆け込み需要

住宅業界でも、度々駆け込み需要となるケースが見受けられます。その象徴的なものが”消費税率アップ”ですね。「○○年○○月までに契約を交わせば税率○％」ここ数年で多く耳にしたのではないでしょうか。これも冷静に見れば、増税後に家を建てた方がお得になるケースもありましたよね。

当分消費税は上がらないでしょうが、こんなケースもあります。「○○キャンペーン！」。「月末までにご契約いただければ□□を無料でつけます！」これは魅力的ですよね～！来月になったら□□が有料になる。しかも100万円以上するものがキャンペーン対象になっていることもあります。。。でも、私なら来月になっても「先月キャンペーン対象だった□□をつけてくれるなら契約します」でゲットできる自信があります。だって、目の前に契約寸前のお客様が、しかも先月はキャンペーンでつけることができた□□をつけるだけで契約が取れるんですから。

ビールぐらいの話なら、無駄な量をまとめ買いして「結局損だった・・・」と嘆いても問題ありません。しかし、住宅会社選びにおいての”駆け込み需要”。ここは極力冷静になって判断をしなくては、”大損”することになるかもしれません。

さて、我が家のお酒事情は明後日からどうなるのだろう・・・