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2019.10.31

藤井 智代子

藤井 智代子

アドバイザーのマイホーム計画【第5話】開墾作業に着手!

福山校

アドバイザー日誌

アドバイザーのマイホーム計画【第5話】開墾作業に着手!

自分が住む場所が元々どんな土地だったかを知ることは大事なことです。畑や田んぼだったり、山を切り開いた土地だったり、海だった場所かもしれません。そう考えると防災への意識もアップしますね。

今回は自力で荒果てた土地を開墾した時の苦労話しをいたします。

アドバイザー藤井のマイホームストーリー。第4話はコチラから↓

ここは熱帯雨林か、はたまたアマゾンなのか?ジャングル化した土地を目の前にし思いました。「見えない…どんな形状の土地なのか、広さ奥行きがどれくらいなのか全く分からない」

その頃、とある工務店さんに「土地があるのでしたら測量しに行きますね」と言われていました。が、今のままでは測量どころか人が立ち入れる状態ではありません。とりあえず、測量が可能な状態まで片付けをする必要があります。「では片付けの専門業者に依頼しよう」と、普通はなるハズですが「ヨシ、自力でやってやろう!」と、なぜかやる気に火が付く変わり者夫婦です。

まずは地面を完全に覆っている笹薮伐採に取り掛かります。季節は冬でちょうど良く枯れていて、カマを片手にザクザクと刈り進んでいきます。するとカマが金属に引っ掛かる感触が。鶏舎として使っていた潰れたワイヤーケージが、笹やツルなどが巻きつき行く手を阻みます。主人の記憶ではそれが敷地に10箇所近くあったと言います。げんなり。。。

さらに雨どいの様な鶏の餌入れが至る所の地中に埋まっています。こちらもツルがガッチリホールドしていて引っ張ってもなかなか出てきません。他にも大量の瓦や朽ちたビニールシートが出るわ出るわ、鉄の塊と化したトラクターも見えてきました。

何より一番困ったのが木です。30年近く放置された土地には10本近くの木が生えています。きっと小鳥さんたちが種をまいたのでしょうね、すっかり巨木化し土地をよりうっそうとさせています。

強敵① 棕櫚(シュロ)の木

里山の古い民家の庭先に「なぜにヤシ科の木?南国風の庭造りが流行りなの?」と思ったことありませんか?そう、それがシュロの木です。それがこの土地には大小5本程度そびえ立っています。そもそも、なぜ里山にシュロの木が多いのか疑問に思いネットで調べてみました。樹皮が繊維状になっていてタワシやほうきなどに加工したり、幹はお寺の鐘つき棒としても利用したそうです。南国チックの外構が流行ったワケではないのですね。しかし5m級の野良シュロを活かす方法は思いつかず、チェーンソーで伐採!

ブーン、ブーン!!ブブ、ブ、ぶっ…あらら?チェーンソーが停止。樹皮と幹の繊維がチェーンに絡み、あっさり敗北です。やむなく斧とノコで応戦しますが、1日1本倒すのが精一杯(汗)つ…疲れました。。。。

強敵② 楡(ニレ)の木

こちらも野良ニレ、細いのから巨木まであります。何本かはチェーンソーで切断しましたが倒す方向が意外に難しいものでした。

我が家のシンボルツリーになり損なった6m以上の巨木は、下手すれば電線を切断しかねない位置にあるので流石にプロに任せようとなりました。少しでもサッパリさせたい私はニレによじ登り2本枝打ちしましたが、不安全行動のため主人に叱られSTOPです。いずれにせよ、抜根は人力では無理なのでユンボの助けを待つばかり。

強敵③ 潰れた鶏舎

鶏さんたちが入っていたワイヤーケージは30年の風雨に晒されサビだらけ、そして落ち葉や雑草の重みに耐えかねペシャンコに。おまけにツルが巻き付き頑なに地面から離れてはくれません。やむなくワイヤーカッターで地道にカットしますが、私の手首は腱鞘炎になりドロップアウト…夫よ、後は任せた。

作業に飽きれば廃材利用の野焼きクッキングをしてみたり、現場監督のクロさま(ネコ)と遊びながら開墾作業を続けました。さながら気分は北海道の開拓民です。規模は小さいですが!

そんなこんなで、南国ジャングルが立派な里山風景に戻すことができました。

測量可能なレベルまでと思い着手したのが、思いのほか楽しくなってしまい毎週末せっせと開墾作業を行いました。気づけば春が過ぎ3ヶ月目になり、ヘビや蜂に遭遇する時期に。暑さも増してきたので、そろそろ自力での開墾は終了とします。結局、自力で土地を開墾した事は苦労話しというよりも、とても良い思い出となりました。

みなさんも楽しくお家づくりに取り組んでくださいね!土地に困ったら、私たち家づくり学校へご相談くださいませ♪でも、無理な開墾作業はおススメいたしません。。。

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この記事を書いたアドバイザー

藤井 智代子

実は私自身、家づくり学校に相談に来た利用者の一人でした。来校当初は不安や悩みが多く、家づくりを諦めかけていましたが、家づくり学校でさまざまな知識を得ることで前向きになれました。今度はアドバイザーとして私と同じように不安を抱えておられるご家族の力になれればと思います。自身の家づくりは現在進行形ではありますが、経過や経験談を皆さんにお伝えしたいと思っています。皆さんのステキな家づくり、ぜひご一緒させてください!続きを読む

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定休日
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